「アクアリウムって憧れる」、だけど、お部屋でキレイな魚を飼うにはどんな水槽を選んで、どんな風にお水を作ったらいいの?という人へ、はじめてのアクアリウムで覚えておくと便利な水槽の選び方や水の作り方をご紹介します。
小さな水槽でもキレイな水の空間を演出できます。
はじめての水槽は、30センチ水槽がおすすめ!
これからアクアリウムに挑戦したい人には、まず30センチ水槽をおすすめします。
水槽には、各社ブランド共通で大きさの規格が決められています。
- 30センチ水槽・・・幅30センチ・奥行き18センチ・高さ24センチ
- 60センチ水槽・・・幅60センチ・奥行き30センチ・高さ36センチ
- 90センチ水槽・・・幅90センチ・奥行き45センチ・高さ45センチ
といった規格になっています。
この規格の範囲内で高さや奥行きが異なる水槽もあります。
上記の中では、30センチ水槽が一番小さい水槽ですが、もっと小さい水槽もありますし、金魚鉢のような形の可愛らしい水槽もあります。
アクアリウム初心者は、30センチ水槽が扱いやすく最もおすすめです。
設置場所をあまり選ばないことと、お手入れが比較的ラクだからです。
水槽を置く場所は、直射日光の当たらない安全な場所を選びましょう
水槽を置く場所を決めるときは、直射日光の当たらない、温度変化の激しくない安全な場所を選びましょう。
直射日光が当たる場所に置くと苔(コケ)が生えやすくなり、水温が安定しないということもあるため、窓際などは避けて設置しましょう。
また、安定しないような危ない場所には置かないようにしましょう。
水槽には、エアーポンプやろ過装置などの電気配線が必要になるため、配線が引っかかるような場所を避け、安定した場所に置くようにしてください。
水槽の水を作る基本的な方法を覚えよう!
水槽の置き場所を決めたら、水槽の水作りを覚えましょう。
熱帯魚などの生き物を飼う予定がある場合、水作りは最初だけではなく、水替えに時も必要になる作業なので、基礎知識を覚えておきましょう。
まず、水槽の水には、水道水の塩素を抜いた「カルキ抜き」した水を使います。
水作り(カルキ抜き)には基本的に2種類の方法があります。
- 水を汲み置きして1日~2日ほど置いておき、カルキ抜きをする方法
- 市販のカルキ抜きを使う方法
どちらでも大丈夫ですが、生き物を飼う場合は「真水はNG」ということは忘れないで下さい。
汲み置きでカルキ抜きする場合は、バケツなどに水を汲み、日向に置いておくと塩素が早く抜けます。
市販のカルキ抜きの方法の場合、たったの5分で水槽の水が作ることのできる商品も売っているので、1つは持っておくと便利です。
緊急の場合は煮沸でもOKですが、基本的にはこれらの方法でいつも水を作るということを覚えておいてください。
生き物が来るまで、おおよそ1週間前くらいまでには水を作り、ろ過装置で水質を安定させておくようにしてください。
細かい温度設定などは、サーモスタットやヒーターで行います。
まとめ
アクアリウム初心者の水槽の選び方や水作りのために最低限覚えておきたいことをご紹介しました。
水槽で生き物を飼うなら水作りは必要なので、基本をマスターして楽しく水槽作りをしてみてください。