丈夫で飼いやすい!プラティの飼い方と育て方

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プラティは、熱帯魚の中でも丈夫で飼いやすく、可愛らしい見た目が人気の淡水魚です。

今回は、プラティの基本情報や飼い方、育て方についてご紹介します。

目次

プラティとは

プラティとは、メダカ類の淡水魚で、カダヤシ目・カダヤシ科に属する魚です。

グッピーと同じように卵胎生を持つ魚で、愛らしい見た目と繁殖のし易さで、アクアリウム初心者からプロに至るまで幅広く人気があります。

体長は大人になっても3~5センチと小さく、メスのほうが大きい傾向があります。

原産はメキシコなど温かい地域で、現在国内で出回っているのは、主に国内でブリードされた種類です。

寿命は1~2年と比較的短く、飼育環境によって長くなることもしばしばあります。

プラティの種類や名前について

プラティは繁殖が容易なため、様々なブリードをされてきました。

その中でも、ミッキーマウス・プラティやレッドプラティといった種類は、現在では固定種となっており、名前の由来は体色や模様からきています。

固有の名前を持たないプラティは、ミックスプラティと呼ばれ、プラティの中では雑種となっています。

プラティの基本的な飼い方と繁殖方法

プラティは水質をあまり選ばない非常に飼いやすい魚で、中性~弱アルカリ性の水質を好みます。

水温は高めがよいとされており、25度~28度をキープしていれば病気にもかかりにくく、繁殖が容易です。

繁殖目的の場合は、水温が高めであるほうが成功率が上がります。

プラティのエサと混泳について

プラティは種類に関わらず、雑食でよく食べます。

小柄なため、排泄サイクルが短く、ちょこちょこ食べ続けるという状態が普通です。

お腹が空くと水草を食べることもありますが、通常はプラティのエサや一般的な熱帯魚のエサで問題なく育ちます。

途中でエサを変えても食べなくなるということがほとんどないため、他の魚に合わせたエサでも問題なく栄養が取れる魚です。

プラティの混泳に関しては、非常に大人しい性格なため、様々な種類との魚との混泳が可能です。

プラティよりも少し大きい魚でも、大人しければ問題なく混泳ができます。

プラティの繁殖と注意点について

プラティは卵胎生で、繁殖が容易なため増やしたいときは簡単に増やすことができます。

オスとメスの違いは、オスのほうが尾ビレの模様が派手であること、メスのほうが尾ビレが短めであること、オスの腹部には特徴的な突起物があるため、見分けがしやすいです。

プラティは短命のため、増やしても飽和状態になりにくいという点があり、好んで繁殖されています。

繁殖させたい場合は、妊娠したメスを出産(産仔・さんし)までの間、同質の水で隔離すること、誕生した稚魚を別の水槽で育てることでうまく増やすことができます。

繁殖時の注意点は、ミッキーマウス・プラティを増やしたいのであればミッキーマウス・プラティ同士でペアリングさせる、というように種類を混ぜないようにすること、何世代にも渡っての繁殖では、奇形が出やすいということがあります。

また、種類の違うプラティ同士から誕生する稚魚はミックスプラティとなるため、この点についても注意が必要です。

まとめ

プラティは愛らしい小ぶりな見た目と飼いやすさが非常に魅力的な魚です。

カラーバリエーションも豊富なため、見る人を飽きさせません。繁殖時には、増やし過ぎないように気をつけてください。

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