カージナルテトラは、ネオンテトラと並んで不動の人気を誇る色鮮やかな小型の魚です。
初心者でも扱いやすく、丈夫なカージナルテトラの飼い方と育て方について解説します。
カージナルテトラとは
カージナルテトラは、カラシン目・カラシン科に属する淡水魚で、アマゾン川流域に棲息している小型の魚です。
同じ種類には、ネオンテトラやグリーンテトラなどがおり、色味が似ていますがカージナルテトラの体色はブルーとレッドの色の面積が広く、よりハッキリしています。
体長は3~5センチほどで、群れで泳ぎます。
寿命は2~4年で、飼育環境により大きく差が出てきますが、体の小ささに比べると丈夫で長生きな種類です。
水流の比較的穏やかな水域にいるため、水槽環境も水流は穏やかなほうを好みます。
カージナルテトラとネオンテトラの違い
カージナルテトラとネオンテトラは、同じカラシン目・カラシン科であり、ほぼ同一の種類です。
カラシン目・カラシン科にはカージナルテトラやネオンテトラのような小型な魚が多く、ルーツが一緒なので混同されがちです。
両者の根本的な違いは体色と体長で、同一の種類の魚でも体色や体長で別の種類に分類される魚は非常に多く、カージナルテトラとネオンテトラの違いもそこにあります。
どちらかと言うとカージナルテトラのほうがより丈夫だと言われています。
カージナルテトラの飼い方と育て方について
カージナルテトラは通常、1匹では販売されていません。
少なくとも5匹以上からの購入が普通で、10匹~20匹をまとめて購入して育てるのが、群れで生活するカージナルテトラにとっては最も向いています。
弱酸性~中性の水質を好みますがあまり神経質になる必要がなく、環境への適応力が極めて高い魚です。
水温さえ気をつければ水質による病気が起こりにくく、丈夫です。
エサにもこだわりがあまりなく、口に入るサイズであればよく食べます。
カージナルテトラの混泳について
体の小さいカージナルテトラは捕食対象になりやすく、混泳ができる魚は、他の魚を攻撃しない温厚なタイプや、体が小さめでカージナルテトラが口に入らない大人しい魚が向いています。
体の小さめな魚でも、金魚などは比較的攻撃性が高いため、混泳には向きません。
同じカラシン科の魚との混泳は相性が抜群です。
現在は、カージナルテトラのみの単体飼育をする人も増えており、混泳する楽しみとは違った飼育の仕方もあります。
カージナルテトラの飼育の注意点
ネオンテトラや他のカラシン科の小型の魚と同じように、カージナルテトラは群泳が非常に美しい魚です。
数が少なすぎたり、敵が全くいない状態だと群泳しなくなることがあります。
このため、群泳する姿を楽しみたい場合は数を多めに飼うことが望ましいです。
水槽内の水草や流木などのオブジェも控えめにするなどの工夫が必要になります。
カージナルテトラは水流が強すぎる環境が苦手なため、水槽内の水流は弱めにすることでストレスを減らし、長生きさせることができます。
繁殖について
カージナルテトラの繁殖は、一般家庭の水槽では非常に困難です。
体が小さいため、卵も小さく、素人では失敗しやすいので繁殖目的での飼育には向いていません。
気が付いたら増えていた、ということも滅多になく、カージナルテトラの繁殖は一般家庭の水槽では不可能だと考えておいたほうがいいでしょう。
まとめ
カージナルテトラは、小さい体の色味がとても美しく、群泳する姿は非常に優雅で癒される魚です。
飼育するときは、数を多めに飼育してみると、水槽内が映えていきいきとするのでぜひ多数飼育にチャレンジしてみてください。